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最終更新日: 2002/03/04


XEROX LaserWind1040PSをUNIXで使う


LaserWind1040PSは、1995年ごろにXEROXから発売された パーソナル向け(?)の小型PostScriptレーザプリンタです。

当時、PostScriptレーザプリンタは、 でっかくてだいたい30万円ぐらいが相場でした。 自宅でもTeXなどで作った文書をきれいに、 かつそれなりの速度で印刷したいと思っていたので、 1995年の夏(?)に購入しました。

1040PSはUNIXで使えるか

一応、ゼロックスの公式サポート対象外ですが、使えます。

あった方がいいオプション

さまざまなUNIX用のソフトウェアでは、 PostScriptプリンタで日本語を印字するためのフォントとして、 「リュウミンライト (RyuminLight)」という明朝体と 「中ゴシックBBB (GothicBBB-Medium)」というゴシック体 (モリサワフォント) がよく用いられています。 LaserWind1040PSには、 これらのフォントがオプション(オプションフォントJ2)として 用意されているので、これをつける必要があると思います。 1040PSなどの最近のPSプリンタには 標準で平成明朝体と平成ゴシック体が搭載されていますが, これを積極的に使っている(UNIXで動く)ソフトはないみたいですね。
知り合いが中古で手に入れた1040PSには、 オプションフォントが載っていませんでしたが、 モリサワフォントで出力しているソフトで 日本語がちゃんと(平成フォントで)出たそうです。
また,オプションフォントには、上記の和文フォントだけでなく、 欧文フォントも載っています。 PSファイル化されたドキュメントの中には、 これらの欧文フォントを使ったものも多いですから、 投資しただけの値打ちはあるのではないでしょうか。

1040PSの欠点

紙送り機構のデキがよくありません。 これは1040PSを含むすべてのLaserWind1040シリーズに当てはまる ことです。 ま、値段を考えると贅沢はいえませんが。

個人が自宅で使うなら使えないことはないでしょうけど、 オフィスや研究室で複数の人間が使うという用途にはきっと 向かないでしょうね。 そういう場合はもっとメカのしっかりしたプリンタを買いましょう。

安い増設メモリ

1040PSで使える増設メモリ を参照してください。

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