初版: 2005-01-23
最終更新日: 2005-01-23

●手順の概要

• ブートに必要なファイルを用意する
  1. bsd.rd
  2. zbsdmod.o
• デバイスファイルを作成する
• モジュールを組み込む
• デバイスファイルにカーネルイメージを食わせる

●作業ログ

1. まず、ファイルのサイズやMD5チェックサムを確認しておきます。

   	# ls -l *
   	-rw-r--r--    1 zaurus   qpe           561 Dec 31 15:08 MD5
   	-rw-r--r--    1 zaurus   qpe       4132917 Dec 31 15:08 bsd.rd
   	-rw-r--r--    1 zaurus   qpe         45179 Dec 31 15:08 zboot
   	-rw-r--r--    1 zaurus   qpe          3720 Dec 31 15:08 zbsdmod.o
   	# md5sum *
   	1546834851f01011881585920b56f40f  MD5
   	715078aef488ed1b6e34cc6039b47224  bsd.rd
   	5c88a878b9235f00cecb56eb38b273ba  zboot
   	b6166b34da131c95bc3431f38a900cd8  zbsdmod.o
   	

2. 次に、「mknod」でデバイスファイルを作成し、 「insmod」で「zbsdmod.o」モジュールを組み込みます。 そして、「lsmod」でモジュールが組み込まれたかを確認します。

   	# /bin/mknod /dev/zboot c 99 0      
   	# /sbin/insmod -f zbsdmod.o
   	# /sbin/lsmod
   	Module                  Size  Used by
   	zbsdmod              8391760   0  (unused)
   	pxa_bi                 24912   0  (unused)
   	storage_fd            100336   0  (unused)
   	usbdcore               35504   0  [pxa_bi storage_fd]
   	usbdmonitor             5488   0 
   	usb-monitor             6496   0 
   	sharp_mmcsd_m          41008   1 
   	

3. 最後に、カーネルイメージ「bsd.rd」を デバイスファイルにコピーします。

   	# cp bsd.rd /dev/zboot
   	

●ブート画面など

• ブートしました
• ブート画面（ズームしました）
• dmesg(8)によるシステムメッセージ

●注意事項

• スナップショットは日々更新されているようです。
• カーネルイメージのバージョンによってはブートしないかもしれません。
• 場合によっては、ハードディスクの初期化などが必要になります。
• 試す前にはバックアップをとりましょう。
• 本ページなどに書かれた情報を利用したことによって生じた いかなる結果についても、本ページ作者は一切の責任を負いません。